短編マンガ

正義は誰の為に?

こんにちは!おのりです。

このブログでは、読書を通じて気づきを得ることで、人生をより楽しくよりgoodな毎日にする為の情報発信をしていきます。

今回は、著者 藤子・F・不二雄の『カイケツ小池さん』の紹介と読んでみた感想をお伝えしたいと思います。

 

以下、3点が物語のざっくりな内容です。

・会社員である小池生(32才)は世の中のあらゆることに不満を持っている

・世の中を正さなくてはいけないと日々行動を起こす?

・ある日超能力を突然得た小池生はその力を使って・・・

 

といった内容になっており、主人公の小池さんは常日頃から不満を貯めております。超能力を得る前の小池さんは正直言って、自分の正義をただ乱暴に振りかざしているように見えました。

正義は、何を持って正義なのでしょうか?小池さんは自分の信じる正義に疑いを持っていません。ですが、物語に登場する小池さんの上司からすると小池さんは真面目に仕事をしないダメな社員と映っていると思います。これは、上司側の視点に立つとまずは仕事をしっかりして欲しいと思うのは、上司側の正義と捉えることが出来ます。時に正義は人を救い、誰かを傷つけるものでもあるのだとこの作品は教えてくれているのではと私は感じました。

この物語の結末のような事は、自分の正義を人に押し付けることで、誰にでも起こりうることだと思います。ぜひ読んでみて頂ければと思います。

ではまた!