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もし人間が家畜だったらどうする!?

はじめまして!おのりです。

このブログでは、読書を通じて気づきを得ることで、人生をより楽しくよりgoodな毎日にする為の情報発信をしていきます。

今回は、著者 藤子・F・不二雄の『ミノタウロスの皿』の紹介と読んでみた感想をお伝えしたいと思います。

 

以下の3点が物語のざっくりな内容になります。

・地球人である主人公の青年が宇宙船の故障でたどり着いた惑星は人間が家畜の世界

・家畜であるミノアという1人の女性を助けようと奮闘する

・主人公の価値観を、誰にも分かってもらえずに主人公は・・・

 

この物語で出てくる惑星では、人間は家畜として扱われています。そして主人公はそんな世界を見て自分の価値観で、ミノアを救うべきだと判断し奮闘する訳ですが、正直本当に色々なことを考えさせられる本です。挙げだすとキリが無くなるので、結論として私が今回感じた事を1つ選ぶと、正義は人や世界の数だけあるし、何が正しい正義かなんて誰にも分からないということです。

地球人である主人公は、ミノアが家畜として食べられて良いわけがないと考え、惑星の偉い方々を説得しようとします。ですが、誰もその主張を分かってくれません。なぜならこの惑星の中では、人間が家畜であることが当たり前であり誰もそのことに疑問を抱いていないからです。ただどんな偉い人であっても主人公の話をしっかりと聞いてくれるのです。これはつまり誰も悪くないということです。皆それぞれの正義を持ち、その正義に従って生きているのです。

この物語は、捉え方や見方で本当に多くの気づきを与えてくれると思います。少し内容に触れましたが、正直まだまだこの作品については語りたいことがあります。ぜひ一度読んでみることをオススメします。

ではまた!